旧東海道の宿場町~静岡市清水区承元寺町~の養豚場

北川牧場のご紹介


牧場の概要

「北川牧場」は、旧東海道の歴史ある宿場町静岡市清水区承元寺町にある養豚場です。
地名の由来となった「承元寺」は、南北朝時代に建立された歴史ある寺院で、北川牧場はそのすぐ北側に位置しています。

私たちは、この土地で約50年の間、養豚業を続けてきました。
市街化や高齢化で、かつては地域で30戸以上あった養豚場も今では北川牧場1戸のみです。

牧場概観


北川牧場の養豚への取り組み方

北川牧場の豚は、ランドレース種(L)と大ヨークシャー種(W)を掛け合わせた母豚とデュロック種(D)の父豚を掛け合わせて作り出された3元豚です。
繁殖性や、産肉性、肉質などに優れていて大変おいしい豚肉になります。
さらに、北川牧場では、より自然に近い形で豚を飼養したいという考えから、豚の繁殖を人工授精ではなく、自然交配で行っています。

一口に豚を飼うといっても豚を交配させ、子供を増やし、体重を乗せ、出荷する過程にはそれぞれの養豚農家によって異なるさまざまなノウハウや考え方の違いがあり、ひとつとして同じ農場や生産物はありません。
たとえば北川牧場では、雄豚(種豚)は必ず兄弟で農場に導入します。これは違う親から生まれた雄豚同士では群飼にしたときに喧嘩をしてしまうからです。

豚は賢い生き物です、私たち養豚家はその習性をうまく利用するために豚を研究し続ける必要があると北川牧場は考えています。

豚写真アップ


とにかく豚にストレスを与えない北川式養豚スタイル

一般に、「豚のような」という表現は差別的に使われます。
多くの消費者は、豚はがつがつと餌を食べて肥え太り、汚い環境を好む動物のように考えていますが、これは完全なる誤解です。
肉用の豚の体脂肪率は一般に14~18%で一般的な成人男性より低いことが分かっていますし、基本的に豚は清潔な生活環境を好みます。
豚舎が汚く感じるのは豚のせいではなく、豚を飼養する養豚農家の責任です。

そこで、北川牧場では豚房(飼育する部屋)の面積を通常の約4倍も広くしています。
これによって豚が自由に運動し、より自然に近い状態で豚を飼う事ができて、豚にかかるストレスを最小限に抑えることができます。
その分、豚は太りにくくなってしまいますが、ストレスを与えないことを重視した上での飼育方法を選びました。

豚房


最大限に自然を利用した北川牧場の豚の管理

すべての生き物にとって「空気」と「水」はもっとも必要なものです。
北川牧場では、換気がしやすく、新鮮な空気を取り入れることのできる開放豚舎構造を採用
豚をより自然に近い環境で飼育しています。

また、豚の飲み水から、水遊び用の水にいたるまで北川牧場で使用する水は総べて地元清水の岩清水を使用。
特に母豚は、暑さに弱いため、豚舎で健康的に維持するためには大量の水が必要になります。
母豚舎では、常に豚が水浴びができるように水をかけ流しています。

風とおりの良い豚舎



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